”三春滝桜”（福島県田村郡三春町）　・・・　紅しだれ桜
日本三大桜の一つ
樹齢推定1000年超のベニシダレザクラ（紅枝垂桜）の巨木。国の天然記念物。日本五大桜または三大巨桜の1つとしても知られる。推定樹齢1000年超、樹高12m、根回り11m、幹周り9.5m、枝張り東西22m・南北18m。








円東寺（福島県二本松市）　・・・　しだれ桜

古刹「円東寺」に立つシダレザクラは、樹齢400年以上の古桜。「円東寺の糸ザクラ」と称せられ、小枝は7メートルを超え、福島県緑の文化財、及び市の天然記念物に指定されている名桜。

秋山の駒ザクラ（福島県伊達郡川俣町）　・・・　エドヒガンザクラ
女神山の麓にある樹齢推定500年以上と言われている巨木。（樹高約21m、目通り径5・1m、根周り5・4m、エドヒガンザクラ）
エドヒガンザクラは、3分から4分咲きのピンク色で、8分咲きから満開になると、白色を帯びた淡紅色の小花が巨木を美しく飾る。






雪村の庵（福島県郡山市西田町）　・・・　しだれ桜
室町時代の画僧「雪村（せっそん）」が晩年、活動の処とした庵。
聞こえるのは風の音だけという静寂に、自然石の墓、樹齢数百年のしだれ桜、老梅も息をひそめているかのよう。


【訪問して一言】
今年の桜撮りの小旅行は新型コロナウイルスの非常事態宣言発令の日。　(-_-;)
年初より計画していたのは、昨年訪問した山梨県の実相寺の”山高神代桜”に続き『日本３大桜』の第2弾－福島県の三春滝桜と、新潟の妙高山を背景にした高田公園や松ヶ峯だったが、法事はコロナで延期に。
今年は例年より開花が2週間早まっており、4月に入ると東京は散りはじめており、天気予報と福島方面の満開予想時期から4月7日の1点読みで休暇予定を組んだ。ところが予定日の前々日に安部首相の宣言予告を。但し宣言は夜の7時らしい。前日にライヴカメラで三春滝桜の混み具合をチェックしたら、このご時世、やはりガラガラ。"密"集でもないし、、話すこともない、、、、、。
いざ、午前11時現地到着すると、想定外に駐車場には結構な車の数。昨日ネットで満開宣言がされたようだ。ただ例年の満開時の大混雑とは異なり、桜の周辺は並ばない程度の状態でホっと胸を撫で下ろす。　
帰りの車のラジオで総理の緊急事態宣言に耳を傾けた。明日からは当分籠り生活だ。こんな時期の東京脱出に少し心を痛めた一日だったが、空の青さと三春滝桜の姿に、厳しい状況を一時忘れることができた。
＜後日談＞
この訪問の翌日、三春町HPをたまたま閲覧し以下のお知らせ掲示に愕然！
＊＊＊＊記事＊＊＊＊
【三春滝桜観光受け入れの中止について】
令和２年４月７日の首都圏等を対象とした国の緊急事態宣言を受け、４月８日から滝桜への観光客受け入れを中止します。これにともない、観光客の方々への対応業務は終了しました。駐車場は全て閉鎖しますので、ご観桜いただくことはできません。なお、地区の生活道路確保のため、当面の間、周辺エリアの交通規制は継続いたします。感染症防止の趣旨をふまえ、不要不急の外出はお控えください。
次の桜の季節にご来場をお待ちしております。